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自社らしさを反映した企業理念の作り方を徹底解説!
mela編集部
2026/2/6

「自社らしさを反映した企業理念を作りたいけれど、どこから始めればいいか分からない」と感じていませんか?
本記事では、理念やビジョン策定の基本から、実際の作り方や注意点まで、具体例を交えてわかりやすく徹底解説します。
MI (マインドアイデンティティー)とは
MI (マインドアイデンティティー)は、自社が社会の中でどのような役割を果たし、どんな未来を描いていくのかを明文化するプロセスです。この章では、理念やビジョンを言語化する意義や、組織全体が同じ方向性を持つための指針としての役割、さらに理念・ビジョン・バリューといった各要素の意味や、それぞれの時間的な位置づけについて解説します。
それぞれのポイントを理解することで、企業理念の全体像がつかめるようになります。
会社の存在意義や将来像を言葉にする取り組み
MI (マインドアイデンティティー)とは、企業が自らの社会的な役割や、将来的にどのような姿を目指すのかを明確な言葉で示す取り組みです。それぞれの企業が持つ独自の価値観や目指す世界観を、具体的な表現に落とし込み、経営層から現場の社員まで共通の理解を持てるようにします。
これにより、企業の進むべき道や判断基準が明確になります。
社員や関係者が共通の方向を持つための指針
策定した理念やビジョンは、単なるキャッチフレーズではなく、社員や取引先など関係者全員が共通のゴールを目指すための道しるべとなります。日々の判断や行動のよりどころとなり、組織全体の結束力や協働意識を強める役割も果たします。
各要素の定義と時間軸
理念は単一の概念ではなく、時間軸によって役割の異なる要素の集合体です。ここでは、それぞれを過去・現在・未来の視点から整理します。

コアマインド:過去形。原初にある思想。なぜ生きているのか、何を原動力にしているのか、なぜこの事業を自分が担うのかという根本的な動機。
ビジョン:未来形。将来的に何を目指すのか。例えるなら「目指す山頂」。
ミッション:現在形。ビジョン(山頂)に到達するための行き方や手段。
バリュー:現在形。山を登るうえでの心構えや判断基準、装備となる価値観。
理念は「過去・現在・未来」という三つの時間軸で捉えることで、その全体像が立体的に浮かび上がります。これらの要素は一時的な目標ではなく、長期にわたって企業の活動を支える根幹となるものです。
自社らしさを反映した企業理念の具体的な作り方
企業理念を形にするためには、単に理想を掲げるだけでなく、会社としての独自性やこれまでの歩み、将来に向けた想いをしっかり反映させることが大切です。
この章では、自社らしさを失わない理念をつくるための具体的な3つのステップについて解説します。それぞれのプロセスを丁寧に進めることで、共感を呼び、組織全体の一体感につながる企業理念が出来上がります。今まさに理念策定を検討している経営者や担当者の方にとって、実践しやすい手順を紹介しています。
ステップ1: コアマインドの深掘り(自分史の作成)
理念づくりの最初のステップは、「自分史」を書くことから始まります。
ここでいう自分史とは、特定のフォーマットに沿ったものではなく、創業者や経営陣がこれまで歩んできた人生や経験を、思い出せる限り時系列で書き出したものです。
これまでに直面してきた課題や出来事、転機となった体験、人からかけられて心に残っている言葉。それらを一つひとつ振り返りながら、「なぜその選択をしたのか」「何に心を動かされたのか」を深掘りしていきます。
こうしたプロセスを通じて浮かび上がってくるのが、自分の根本的な動機や信念、すなわちコアマインドです。自分史を作成することで、これまで言葉にしづらかった「自社らしさ」の源泉を、明確に可視化することができます。
たとえばmelaの場合、コアマインドは「命を燃やす人生を」。その背景には、「一度きりの人生を本気で生きる姿こそがかっこいい」という、創業者自身の体験から生まれた強い想いがあります。
ステップ2: ビジョンの設定
次に、コアマインドをもとに、会社としてどんな未来を実現したいのかを具体化していきます。ビジョンは、コアマインドを定量化・具体化することで生まれるものです。
たとえば「命を燃やす」とは、どの程度燃やすことを指すのか。自分一人の話なのか、それとも周囲や社会に影響を与えるものなのか。こうした問いを重ねながら曖昧さを取り除き、数年後、10年後にどのような状態を目指すのかを明確にしていきます。
mela社では、「命を燃やす人生を」というコアマインドを掘り下げた結果、「世界を熱狂させる命燃集団」というビジョンへと昇華されました。ビジョンは、組織が進むべき方向を示す羅針盤であり、社員が共感し、納得して進むための基盤となります。
ステップ3: ミッション・バリューの策定
最後に、ビジョンを実現するための具体的な手段としてミッションを、日々の意思決定や行動の拠り所としてバリューを言語化します。
ミッションは、ビジョンを達成するために自社が果たすべき役割や提供価値を示すものです。一方バリューは、どのような考え方を大切にし、どのような行動を選び取るのかという判断基準となります。
コアマインドを起点に、ビジョン、ミッション、バリューの順で整理していくことで、理念は単なるスローガンではなく、現場で機能する指針へと変わります。抽象的な表現にとどめず、具体的な行動例やエピソードを交えて策定することが、実践され続ける理念につながります。
企業理念策定で注意すべきポイント
企業理念を作成する際は、単に言葉を並べるだけでなく、実際の組織の現状や目指す方向性としっかり一致しているかを慎重に見極めることが大切です。
ここでは、理念づくりの現場で見落とされがちな観点や、具体的にどのような場面で注意が必要かを解説します。
策定メンバーの選定
企業理念の策定において、策定メンバーの選定は極めて重要です。 全従業員を巻き込むアプローチは、慎重に進める必要があります。なぜなら、明確な夢やビジョンを持つ人材は限られており、多数の意見を取り入れすぎると、結果としてまとまりのない折衷案に陥りやすいためです。現場の意見をヒアリングすること自体は有益ですが、力強く明確な理念を構築するには、少人数のコアメンバーによる集中的な策定が望ましいでしょう。
理念が抽象的すぎないようにする
理念を言語化する際、多くの人に理解を求めようとすると曖昧になりがちです。
例えば、「社会を良くする」といった抽象的な表現は、具体的な行動につながらず、何も言っていないのと同じになってしまいます。そうではなく、「どのように社会を良くするのか」「自分たちが考える良い社会とは何か」を明確に言語化することが重要です。
1万人に1人が強く共感するくらいの具体性を持つことで、理念は現場での判断基準として機能し、社員の行動を促します。具体的な言葉や事例を盛り込むことで、現場での運用や社員の理解がスムーズになります。
企業理念の策定を今すぐ始めてみましょう
企業理念は、会社の根本的な価値観や将来に向けたビジョンを明確にするための大切な指針です。自社ならではの理念を掲げることで、社員の結束力が高まり、日々の判断や行動にも一貫性が生まれます。
とはいえ、最初の一歩をどう踏み出せばよいか迷う企業も多いのが現実です。理念づくりは、段階的に進めることで、組織の実情に合った納得感のあるものに仕上がります。
企業理念が組織にしっかり浸透すれば、日々の業務や将来のビジネス展開においても、明確な方向性を持って進めるようになります。この機会に、企業理念の策定にぜひ取り組んでみてください。










