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「輝きで紡ぐ物語」一宝ブランドの挑戦

mela編集部

2026/3/16

「ジュエリーは、人生の大切な瞬間を彩るもの」。そんな想いから始まったのが、一宝ブランドのブランディングプロジェクトです。「輝きで紡ぐ物語」というブランド理念をどう形にするか――私たちは、単なる商品紹介ではなく、お客様の人生に寄り添う“コト”としての価値を伝えることに挑みました。

今回は、プロジェクトの立ち上げからブランド理念の言語化、そして一つひとつのストーリーを込めたVI(ビジュアルアイデンティティ)まで、実際にどのように進めてきたのかを語ります。「物ではなくコトを売る」時代に、私たちがどんな工夫を重ね、どんな成果や学びを得たのか。社内でも注目を集めるプロジェクトの裏側を、ぜひご覧ください。

一宝ブランドプロジェクトの背景とは

ーーそもそも一宝さんのブランドプロジェクトは、どのような背景からスタートしたのでしょうか?
一宝は「一つの宝」と書いて一宝。ジュエリーを通じてブランドを展開し、北海道や代官山などにも店舗を構えるなど、多角的にビジネスを広げています。単なるジュエリーの販売だけでなく、指輪作りの体験ができるアトリエも運営しているんです。

ーー単なる商品売りではなく、“体験”や“物語”を重視されているんですね。
まさにそこがポイントで、社長自ら「ジュエリーは物ではなく“事売り”」とおっしゃっています。ジュエリーは人生の特別なシーンに寄り添うものであり、その輝きが人の幸せや物語を紡ぐ——そんな思想をブランドの中心に据えています。

ーーその考えをどのようにブランドや言葉、ビジュアルに落とし込んでいったのでしょうか。
理念として「輝きによって紡ぐ物語」を言語化しました。機能やスペックではなく、“コト”としての価値を言葉とビジュアルで直感的に伝わるよう設計しています

“コト”としての価値を言葉とビジュアルで直感的に伝わるようなアイデア

「物」ではなく「コト」を伝える課題に挑む

ーー一宝さんのブランディング支援で、特に意識したポイントはどこでしたか?
一宝はジュエリーの販売だけでなく、体験型アトリエや店舗展開もされているブランドです。社長が「ジュエリーは物ではなく事売り」だと考えていらっしゃった。人生の大切な瞬間や物語の中心にあるのがジュエリーだという思想を持っておられました。

ーー単なる製品紹介にとどまらず、どうやってその「コト」を表現されたのでしょうか?
理念として「輝きによって紡ぐ物語」を言語化しました。物のスペックではなく、ジュエリーが人生に寄り添う意味を言葉に落とす。この考え方を、ロゴやビジュアルアイデンティティにも反映し、六角形のダイヤモンドに人生のストーリーを重ねたデザインに仕上げています。言葉と見た目が一本でつながることを意識しました。

ブランド理念を言語化するための取り組み

ーー一宝のブランド理念を言語化するプロセスについて、具体的に教えていただけますか?
一宝さんの場合、まず社長が「ジュエリーは単なる物ではなく、人生の大切な場面を彩る“事”を売るものだ」と強く語られていた点が起点でした。そこで、「輝きによって紡ぐ物語」という理念を軸に据えることにしました。

ーー物ではなく“コト”の言語化がポイントだったのですね。その上で、どのようにビジュアルへ展開されたのでしょう?
理念を象徴するためのVI、つまりビジュアルアイデンティティは、ダイヤモンドの六角形を基調に設計しました。社長の修行経験や、ダイヤが人生の多様な輝きを表すという考えを反映しています。遠目には一つの輝き、近づくと多様な物語が見えるロゴに仕上げました。

ダイヤモンドの六角形のデザイン展開案

ーー言葉とビジュアルが一貫している点にこだわりが感じられます。
理念の言語化からビジュアルへの落とし込みまで、直感的に伝わるブランド設計を重視しました。言葉と見た目が一本でつながることで、組織の判断基準や現場の意思決定にも活きてくると考えています。

ロゴとビジュアルに込めた工夫と想い

ーーロゴやビジュアルを設計する際、どんな点を意識されたのでしょうか?
一宝さんの場合、最初に大切にしたのは「ジュエリーは物ではなく、人生の輝きを象徴する“事”だ」という社長の思想でした。人生の特別な場面や幸せをつなぐ中心にあるものとして、ジュエリーの役割を言語化し、「輝きによって紡ぐ物語」というミッションを設定しました。

ーーその考え方がロゴやビジュアルにどう反映されたのでしょうか?
ロゴはダイヤモンドを象徴する六角形がベースです。六角形のモチーフには、社長が修行時代に培った経験や、日本に古くから伝わる「調和」や「繁栄」を象徴する形としての意味も重ねています。そのカット面一つひとつに、人の人生や物語が宿るようにビジュアルを組み込み、全体では輝くダイヤとして見えるよう工夫しました。言葉と見た目が一本でつながる、直感的に伝わるブランド設計を目指しました。

プロジェクトを通じて得た成果と学び

一宝の名刺デザイン案

ーー一宝のブランディングをご支援されて、具体的にどんな成果や学びがありましたか?
一宝さんのプロジェクトでは、「輝きによって紡ぐ物語」というブランドの理念を言葉とビジュアルで一体化できたことが一番の成果でした。ブランドの核となる想いや価値観が、言葉やビジュアルを通じてお客様や社員にしっかりと伝わるようになったと実感しています。物の機能ではなく、人生の大切な場面に寄り添う“コト”をどう表現するか。社長の考えを丁寧に言語化し、その世界観をロゴやウェブサイトに落とし込む中で、ブランドの核となる想いや価値観が、言葉やビジュアルを通じてお客様や社員にしっかりと伝わるようになったと実感しています。

ーー理念やビジュアルが現場にどのような影響を与えましたか?
現場では、ブランド理念が日々の業務や意思決定の指針となり、スタッフ同士が共通の価値観を持って意見交換できるようになりました。理念が“使える道具”になったことで、採用や店舗づくりにも一貫性が生まれたと思います。こうした成果は、第二創業期の2代目経営者が抱える「理念やブランドの軸が曖昧」という課題にも直結します。同じ悩みを感じている方は、まずは自社のブランドや理念について現状を振り返り、課題を明確にすることからスタートしてみるのもおすすめです。

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